白骨温泉に行ってきた
こんにちは。
今日は旅のお話です。
先日、子供が生まれてから初の温泉旅行へ行ってきました。
白骨温泉は長野県松本市と岐阜県高山市にかかる飛騨山脈(北アルプス)の麗に位置する山峡の温泉地です。そのため、長野側と岐阜側のどちらからもアクセスできます。
乳白色の湯として全国的にも有名。
泉質:単純硫化水素泉
効能:胃腸病、神経症、婦人病、慢性疲労など
我が家は東海地方在住のため、長野側と岐阜側のどちらから行こうか迷いましたが、中央道を走り慣れているため今回は車で長野側から行くことにしました。
白骨温泉へは中央道安曇野I.C(旧:豊科I.C)で降りて一本道の一般道をひたすら山側へ走ります。
所要時間は子供の授乳などの休憩も含め、高速道路で3時間、一般道1時間の計4時間ほどかかりました。
今回のお宿は「湯元斎藤旅館」という270余年の歴史をもつ老舗旅館。
部屋は和室10畳+広縁+バス・トイレのスタンダードな部屋を選択しました。
食事は食事処でしたが、事前に赤ちゃんがいることを伝えておいたおかげか、宿の計らいで食事処の個室をベビーベッド付きで用意してくださっていました。個室ですと泣いてしまった場合でも周りの方々への影響も多少なりと和らぐため、この計らいはとても嬉しかったです。
食事の内容も、長野県産和牛すきやきを中心にお刺身や山の幸など、信州の食材をふんだんに使用した会席料理で大変おいしく満足しました。
ここまで、始めての子連れ旅行にも関わらず順調に事が進んでいましたが、このあとのお風呂でちょっとしたハプニングが・・・。
食事のあと部屋に戻り、大浴場へ夫婦で交代で入ることにしました。
まずは妻に子供を部屋でみててもらい私が入りに行きました。
お湯は大変気持ちよく、体の芯から温まる感じで、お風呂から出て時間が経っても体は温かさが続きました。
次に私が子供をみて妻が入りに行きました。すると妻が部屋を出て15分位したところで子供がもの凄い勢いで鳴き始めました。何とか私の力であやして泣き止ませようとしましたが、どんなあやし方をしても効果なし。泣き声は更にエスカレートしていきました。顔は涙をポロポロ流し、泣きすぎたためか嗚咽まで出ておりこのままでは当分鳴き止まないと判断し、フロントの方に大浴場にいる妻を迎えに行っていただきました。
妻が急いで部屋に戻り子供を抱っこしたところ、次第に泣き止んだため、母親の偉大さに感動しました。
宿の方のズムーズな対応にも感謝です。
こんなハプニングがあり、少し疲れてしまいましたが、部屋から外を見ると満天の星空でとても綺麗で癒やされました。宿の方によると、このあたりは標高も高く、邪魔な光源等もないため通年、星がきれいに見られるのだそう。
翌朝は、前日の食事処でこれまた美味しい信州の食材を使った朝食をいただきました。中でも白骨温泉の湯で炊いたおかゆがおいしく、印象的でした。
今回はハプニングもありましたが、宿の方の対応も丁寧で温泉も気持ちよく、美味しい食事も食べられたため充実した旅行ができました。